会史の発行にあたりご挨拶申し上げます。 藤沢市薬剤師会は昭和36年に発足(昭和53年社団法人設立)以来およそ50年の歴史のなかで、多くの先達ならびに会員の功績の上に発展してまいりました。 改めて厚く御礼申し上げます。 今回初めての会史発行に踏み切ったのは世代交代により「歴史を知る会員がいなくなってしまう」という危惧からであり、最後のチャンスでもありました。 多くの先生方より写真の提供あるいはお話を伺うことができ、無事に発行できましたことを心より感謝致します。 さて藤沢市薬剤師会の黎明期は薬業協会あるいは学校薬剤師会に始まり、医薬分業への機運の高まりから独立組織となったものです。従いまして当会では現在においても薬局関連事業のみならず、学校薬剤師活動も実験室を持ち自前で検査を行うなど化学者としての薬剤師の側面も色濃く残しています。 最近数年は薬学6年制や薬事法改正による販売制度の大幅な見直し、そして薬局が医療提供施設となるなど歴史の大きな転換点を迎えていると感じます。 今この時もいずれ歴史となる日が来ます。先達の業績を基礎として、一歩ずつ前進し後世に続く世代が誇りを持って活躍できるように引き継いでいきましょう。 今後ともご協力のほどよろしくお願い申し上げます。 社団法人 藤沢市薬剤師会 6代会長 臼井 得雄 仏桑花の思い 藤沢薬業協会と藤沢市薬剤師会の共同事業として平成16年2月から4年間以上も掛かりましたが、ホームページに会史を公開でき感慨一潮です。 最後まで見守ってくれた会史委員会のメンバーに感謝すると共に、ホームページの完成を待たずに亡くなられた金川 明先生 、長久 義先生に捧げます。 協同組合藤沢薬業協会 8代会長 美濃口 豊 ●会史委員会メンバー 委員長美濃口 豊 副委員長柴崎 勲平 委員臼井 得雄 田中 英昭 臼井 友邦 飯島 幹雄 明月 清 オブザーバー 入沢 智子 山村 守正 長久 義 飯島 文雄 牧野 光芳 福永 暁子 平成20年11月