トップページ > 藤沢の科学者 > 2012〜13年掲載分 > 藤沢の科学者~花粉症のアロマ 〜薬剤師 金谷 晃子〜 今年の春は花粉が例年より多く飛び、更に黄砂、PM2.5 、噴霧等、特に今まで全く花粉症出なかった人がいきなりムズムズ、くしゃみの連発になってしまうかもしれませんね。 花粉症にはメガネ、マスク等でしっかりガードして、家に帰ったら花粉を落として、うがい、鼻洗い、眼洗いをして、薬をのんで。毎年のひとも、今年からの人もアロマを使って少しでも快適な生活を送りましょう たくさんあるなかで3つの効果を選びました。 ①消炎効果ペパーミント、ユーカリ、ローズマリー、ジャーマンカモミールなど 鼻づまり、鼻水等で鼻の粘膜が炎症を起こしています。このセンシャルオイルがお勧めです。 ②免疫力アップフランキンセンス、サンダルウッド、ティツリー 免疫力をアップすることでアレルギーを抑える効果があります。早めにつかいはじめたほうがいいかもしれません。またフランキンセンスやサンダルウッドは保湿効果もあるので鼻をかみ過ぎてがさがさになった肌荒れに効果があります。 ③リフレッシュスイートオレンジ、レモン、グレープフルーツ このアロマは気分をすっきりさせる効果があります。花粉症に直接の効果はありませんが、鼻や喉が詰まったり頭が重かったりと気分がふさぎがちになるのを防ぎましょう。 ●使い方 ①マスクやハンカチに数滴垂らす。 直接肌に触れないように注意して下さい。 ②お湯の中に垂らして吸入する マグカップくらいの大きさの容器お湯をいれアロマオイルを2.3滴垂らし、鼻と口で蒸気を吸う。 ③オイルマッサージ グレープシードオイルやオリブオイル等のマッサージオイル20mlくらいに2から3滴くらいアロマオイルを混ぜてくしゃみや鼻水鼻詰まりで凝った顔やこめかみの筋肉を和らげるため皮膚が少し動くくらいの力で内側から外側へなでるようにマッサージする。 終ったら蒸しタオル等でしっかりふき取る。 特にグレープフルーツ、レモン。スイートオレンジ等は光に当たるとアレルギーを起こしやすいのできちんとふき取り、数時間は日光に当たらないように注意が必要です。夜にマッサージするのが良いでしょう。 ④アロマポット アロマディフューザー等で香りを楽しむ。ご使用の器材の使用方法に従って下さい。 参考:アロマテラピーバイブル 成美堂出版