〜薬剤師 今井 孝浩〜
虫刺されの主な症状は、痛み、かゆみ、その他に腫れや発赤、水ぶくれなどのアレルギー反応である
●アレルギー反応
即時型 |
虫に刺されて直ぐに痒み、腫れ、紅班、ショック |
遅延型 |
虫に刺されて直ぐに痒み、腫れ、紅班、ショック |
●痒み止め用薬
痒み |
抗ヒスタミン薬 |
炎症を伴う |
副腎皮質ステロイド |
●原因虫
吸血 |
蚊、ノミ、ブユ、アブ、ダニ |
刺す |
アリ、ハチ |
接触 |
毒蛾、毛虫 |
咬む |
クモ、ムカデ |
●虫除け
蚊など吸血害虫は動物の呼気や皮膚呼吸により放出する炭酸ガス(CO2)を感知することで吸血源を探知する。
○虫除け(ディート)の虫除け効果
ディートは塗布した皮膚から蒸散し、蚊などの触覚に作用、炭酸ガスを感知しにくくする。
(アリ、ハチ、ムカデ、毛虫など、炭酸ガス誘引性でない虫には効果がない)
ディート |
広範囲の吸血性節足動物に有効 |
皮膚刺激、合成繊維に影響.使用に対して年齢制限 |
イカリジン |
- |
ディートに比べ皮膚刺激・合成繊維に対する影響少ない |
ディートの年齢制限
- |
12%以下 |
30% |
6ヶ月未満 |
使用しない |
使用しない |
6ヶ月以上2歳未満 |
1日1回 |
2歳以上12歳未満 |
1日1~3回 |