トップページ > 藤沢の科学者 > 2010〜11年掲載分 > 藤沢の科学者~泡の出る入浴剤でバスタイムを楽しく! 〜薬剤師 金谷 晃子〜 浴槽に入れると発泡するアロマオイルを入れた入浴剤(バスボム)の作り方をご紹介します。 バスボムの作り方 作りやすい分量 重曹(炭酸水素ナトリウム)・・・・100g クエン酸・・・・・50g コーンスターチ・・・・大匙2 オイル(色つきのパームオイルがきれい)・・・大匙1/2 精油・・・・・好みで(5滴から10滴くらい) 無水エタノール(霧吹きにいれておくと使いやすい。) 型は紙コップを使います。 その他、乳鉢・乳棒・ゴムヘラ・サランラップ・ビニール袋・ボウル・重石になるようなもの(電話帳の分厚いものなど) クエン酸は乳鉢等ですりつぶして細かくする。(粒が大きいものが多い) ボウルに重曹・クエン酸・コーンスターチを入れ混ぜる。 オイルに精油を入れて混ぜておく。 2.のボウルに3.のオイル1滴ずつと無水エタノールを少しずつ霧吹きしながら固まるくらいに混ぜる。このときオイルや無水エタノールを少量ずつ入れないと泡が出始めてしまいますので注意してください。ビニール袋に移してもみ込みながら混ぜるとやりやすいです。 手で握ってみて固まるくらいの固さになったら、紙コップの1/4から1/3位までスプーン等で入れて押し固める。 紙コップの余った部分に縦に4箇所くらいに切り込みを入れて、ふたをするように内側に折り込む。 1個ずつサランラップで巻き、上から重石を載せる。紙コップがある程度湿気をコントロールしてくれますが、(雨の日などがあると)空気中の水分を吸ってしまうので、サランラップはしたほうがいいです。 1〜2日くらいたったら、重石をはずし、紙コップをそっとはずします。くずれやすいので注意。 好みで1〜2個浴槽に入れましょう。炭酸泉が楽しめます。 オイルは冬ならジンジャーやジュニパベリー、夏ならミント系のもの、季節に限らずラベンダー、オレンジがお勧めです。 水に反応しやすいのとこわれやすいので、保管にも湿気にも気をつけてください。使用直前に型からはずすといいと思います。