トップページ > 漢方の相談室 > 2019~ > 漢方の相談室~前立腺 現在93歳の男性は13年前に前立腺肥大の指標PSAがに上がりました。正常値は4です。気管支、胃、大腸、 膝の痛みなどですでに漢方薬を飲まれておりましたが「田三七人参(でんさんしちにんじん)」を追加で服用していただき様子を見ることになりました。 翌年には8になり、それから9年間4以下で、4年前に突然8・23になりMRIの結果癌と診断されました。手術後0・01以下になり、上がり下がりはありますが再発の心配はないようです。 その頃から夜間尿が4から5回に増え寝れないとのこと 。腎を強化する「菟絲子(としし)」「淫羊藿(いんようかく)」「鹿茸製剤(ろくじょうせいざい)」とさらに腎を温める「金貴腎気丸(きんきじんきがん)」を服用していただき、夕方6時以降の水分補給を止めていただいたところ、2回ぐらいになったと喜んでおられます。老化に抵抗するお薬はいわゆる若返りのお薬です。私も壮年ですがこの薬をしっかり飲んで若返りを図りたいと思います。 |『漢方の相談室』一覧へ|もどる| ※これらの『おくすり相談事例』は薬剤師・鍼灸師の福島勇二先生が湘南朝日に連載したコラム『漢方の相談室』より転載したダイジェスト版です。